家の売却にかかる諸費用とは?概算でいくらぐらいかかるか計算方法をお教えします。

仲介手数料

仲介手数料とは、売買契約を仲介してもらった不動産会社へ支払う手数料(報酬)で、その金額は売却価格の3%+60,000円(別途消費税)が上限となります。

例えば家が3,000万円で売れた場合は、3,000万円×3%+60,000円=960,000円(別途消費税)が不動産会社に支払う仲介手数料の金額となります。

売却価格によって変わる仲介手数料上限

正確には以下のように売買価格によって仲介手数料の上限金額が異なります。

売却価格仲介手数料上限
200万円以下5%(別途消費税)
200万円超400万円以下4%+20,000円(別途消費税)
400万円超3%+60,000円(別途消費税)

譲渡所得税

譲渡所得税とは不動産の売却時にかかる税金です。

家の売却価格から、(家を購入したときの所得費用+家を売却したときの諸費用)を引いて利益が出た場合はその利益を譲渡所得といい、その譲渡所得(売却利益)に対して所得税と住民税がかかります

譲渡所得税は不動産(土地・建物)の所有期間により、所得税や住民税の税率が異なります。

所得種類所有期間所得税住民税合計
短期譲渡所得5年以下約30%9%約39%
長期譲渡所得5年超約15%5%約20%

マイホームの場合は特別控除がある

しかし自宅や実家を売却した場合、居住用財産の3,000万円特別控除が利用できます。マイホームや実家などの場合、譲渡所得(売却利益)が3,000万円以下の場合は譲渡所得税はかかりません

譲渡所得(売却利益)が3,000万円を超える場合は、3,000万円までが非課税となります。

印紙税

不動産売買契約書に売却価格に応じた印紙を貼り印紙税をおさめます

売却価格が高くなるほど印紙税額も高くなりますが、一般的な家の売却価格であれば10,000円~30,000円程度です。

例えば売却価格が3,000万円の場合、印紙税額は10,000円(軽減税額適用)。

売却価格が5,000万円の場合は、30,000円(軽減税額適用)の印紙税がかかります。

印紙税額についての一覧表は下記の国税庁のサイトにてご確認できます。

不動産売買契約書の印紙税の軽減措置|国税庁

住宅ローンの返済手数料

家の売却時に住宅ローンのがまだ残っている場合、抵当権を抹消できないため、一括返済する必要があります。住宅ローンの返済手数料とは一括返済する際に銀行に支払う手数料のことをいいます。

返済手数料は銀行により異なりますが、10,000円~30,000円程度になることが多いです。

登記費用

住宅ローンを一括返済したら、買主に引き渡す前に抵当権の抹消登記を行います。抹消登記は多くの場合、司法書士に依頼します。

司法書士に支払う抹消登記の手数料は司法書士によりますが、30,000円前後になることが多いです。

測量費用

土地・戸建を売却するときに、隣地との境界が確定していな場合は境界を確定するため測量費が必要になります。

測量費の相場はケースバイケースですが、50万円前後、ややこしい場合はプラス10~20万円かかることを見積もっておきます。

隣地との境界が明確な戸建・土地及びマンションの場合は隣地境界問題はありませんので測量費はかかりません。

測量費は売主負担?

測量費が必要になった場合、その費用は売主が負担しないといけないという決まりはありません

しかし境界がはっきりしていない状態で売りに出しても売れない原因になりがちなので、売りだすときには測量をして隣地との境界をはっきりさせることがおすすめです。

また、売却時に測量することになった場合、一般的には売主負担で行うケースが多いです。

その他の費用

そのほかに、意外と忘れがちなのが引渡前のハウスクリーニング費用や自分たちの引っ越し費用です。

業者に依頼した場合、ハウスクリニーングも引っ越し費用もそれぞれ7万円~10万円程度見積もっておくとよいでしょう。

家を売る時の諸費用は概算でいくらかかる?

家を売るときには仲介手数料以外に、諸費用がかかることをご説明しました。

概算では、売却価格の7~8%程度の諸費用がかかることを考えておけばよいと思います。